ぴょひイズム

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バカにされやすい職業

私は16年間、ずっとコンビニで働いてきた。

人見知りだからこそ、この業界に飛び込んでみた。

最初は声も小さく、意地悪なお客さんから、わざと「きこえないなぁ」と何回も聞き返されたり、時には怒鳴られたり、本当大変だった。

毎日「明日辞めよう」としか考えてなかった。

でも、頑張って乗り越えてみせた。

あとからは、常連さんと雑談したり、友達のように仲良くなったりして行った。

 

 

コンビニは、「レジだけすればいい」と簡単・ラクなイメージで、余裕綽々な態度で新入りが来るパターンが殆どで、

そんな人ほど、次の日や数日で辞めていく。

コンビニが一番大変な仕事なんじゃないかというくらい、本当毎日忙しい。

 

まず、基本業務はレジ。

レジをしながら、他の業務を同時進行。

掃除、品出し、納品など。

常に、レジにお客さんが来ていないか神経を研ぎ澄ましながら作業を進めなければならない。

上司や、本部から見回りに来たお偉いさんに話しかけられて、真面目な会話していたとしても、

お客さんがレジに来たら、会話中断して、サッとレジに走っていく。

それが当たり前で、そうしないと上から怒られる。

いかなる状況でも、お客さんを待たせたらいけないのだ。

 

コンビニで働く上で、まずみんな苦労するのが、タバコの銘柄を覚えること。

メビ○ス、セブ○スター、ケ○ト、等様々あるが、銘柄にも色んな種類がある。

メビ○スの○mgのロングだったり、ケ○トの○mgスリムだったり、お客さんによっては言い方が違ったり、全てを記憶しなければならない。

新人は、タバコの番号を頼りにするが、

コンビニ歴が長いと、逆に番号言われると探すのに時間がかかる。

銘柄の何mgの何かを言ってくれた方が、

タバコがどこにあるか把握できているため、スムーズに取りに行けるのだ。

 

最近のコンビニは、ホットスナックも種類豊富で、

各種類揚げ時間も違うし、

一度レンジ加熱してから揚げるものもあり、

これもレジと同時進行になる。

お昼となると、特にお客さんが多くなり

お昼に合わせてチキンやコロッケを揚げておいても

ストックが無くなればレジをしながら揚げに走る。

気が利く店長が事務所にいる場合は、店長が揚げてくれるので、

スタッフはレジに集中できるが、

店長によっては事務所から出てこなかったりする人もいる。

 

レジしながら、揚げながら、

お弁当温めて、温めてる間に次のお客さんを接客。

そのお客さんもお弁当温め希望なら温め、

さらに次のお客さんの対応し、

お客さんがお金を出している間にお弁当待ちのお客さんに渡し間違いがないようにお弁当を渡す。

そんなバタバタな時に、時にコーヒーの機械が壊れたり、予想外なトラブルが発生したりもする。

 

常に立ち仕事。

まだまだやる事は本当たくさんあるのだ。

全てをここに書いたら、読む側も書く側も疲れてしまう。

 

コンビニで働いてる、というと

少しバカにしてくる人もいた。

コンビニかよ、と。

そういうなら、1週間働いてみなさい。と私は言いたい。

 

24時間営業で、

いつでも荷物が送れて、コピーできて、

あったかいお弁当食べれて、本が買えて、

公共料金が支払えて、チケットが買えるのは

裏で努力をしているスタッフがいるから、ということをわかっていただきたい。

 

私は結婚を機に、コロナ禍もあり

コンビニから身をひいた。

機会があれば、いまでもまだ働きたいという気持ちはある。

理不尽に怒鳴られたり、クレームが来たりもする。

立場上、自分は間違えていなくても、

反論したりは絶対してはいけない。

ストレスは非常にたまる職業。

 

それでもコンビニにまた戻りたい、と思える魅力は

その忙しさなのかもしれない。

自分なりの要領を掴めば、

その忙しさを上手くさばいていける。

そしてそれが、快感にも感じる。

 

コンビニスタッフさんの努力を意識しながら

一度買い物をしてみてはいかがだろうか。